パッションフルーツの生産背景

パッションフルーツの生産背景

鹿児島の名産、パッションフルーツは年間約15t出荷されていて、そのうち約10%が農業廃棄物として処理されてしまっています。農業廃棄物といっても中身にはほとんど問題はなく、傷や色あせ、しわなどの見た目により廃棄されています。南大隅町内の契約農家さんから農業廃棄物となった無農薬のパッションフルーツを買い取っているボタニカルファクトリーの取り組みを、わたしたちは応援できたらと考えています。

使用感

パッションフルーツウォーターは甘みのあるとてもいい香りで、手に吸い付くような、もっちり、しっとり肌に。まるで、肌でジュースを飲んでいるような感覚。深呼吸し、香りを感じることで、晴れやかな気分に。

素材そのものなのに、保湿力がある理由

水蒸気蒸留なのに甘みが残り、とても華やかな香りがあるのが特徴です。フラノイドが含まれているので、保湿力があり、水分を肌に浸透させてくれているのかもしれません。蒸留してもほとんど精油が採れないことから、精油成分も高濃度で溶け込んでいることも考えられます。砂糖に保湿性があると言われているように、パッションフルーツに含まれる甘みもこの使用感に関係しているのかもしれません。

5月から7月がパッションフルーツの蒸留時期。
野菜も、その時の気候や収穫する時期によって味が変化するように、蒸留水を作る際も香りや使用感が毎年変化します。
来年はどんな香りになるのか楽しみです。